仕事終わりのバタバタする時間や家事に追われている時間。
子供から「ママこっちきて、一緒に遊ぼう」と言われても「ちょっと待ってね」と連発したことはありませんか?
本記事では、仕事で忙しいときの子育てポイントを2つお話した上で、ポイントに沿った子育てを5つ紹介させていただきます。
忙しいときの子育てポイントは2つ
子供の気持ちを考える
大人もさまざまな要因で疲れることがあるのと同様、子供にも事情はあります。
保育園で何かあったのかな、褒めてほしいのかな、疲れて甘えたいのかな、など子供の気持ちに寄り添ってあげましょう。
ママに余裕がないときでも少しゆとりができると思います。
向き合う時間を作ってあげたほうが、そのあとの家事が捗ることもあるよ
区切りをつける
とはいえずっと向き合っていては家事は進まず、迫りくる時間に焦ってしまい、余裕もなくなることでしょう。
半分育児、半分家事などざっくりと向き合う比重を決めて時には聞き流してください。
また、時間内に終わらなくてもいいと言い聞かせ、余裕を保ちながら家事ができるのがベストです。
無理にベストを目指さなくても大丈夫。
昨日より2分でも多く向き合えたと思えるだけで十分だよ
忙しいときの子育てでやってほしいこと
上記の2つのポイントを抑えた上で、忙しいときの具体的な子育て実践方法について紹介します。
時間を決める
時間がわかる子、針の動きが分かる子は時間を決めて一緒に遊びましょう。
遊び時間はいつも同じ時間にして、5分や10分と短く設定しましょう。
その日の子供の心の状態によって延長するなど調節してみてください。
切りよく終える
まだ時間が分からない子は切りのいいところまで遊んであげましょう。
- 絵本を1冊読む
- 簡単な積み木やブロックを組み立てる
- 子供が一人でできそうなところまでパズルを手伝う
- 同じことを繰り返す遊びは子供のペースが少し落ちてくるまで遊ぶ
呼ばれる前提で作業する
あらかじめ呼ばれる前提で家事を進めます。
呼ばれる前提なので、切りが良くなるタイミングを自分の中でたくさん決めながら進めましょう。
- 野菜を切ったら
- 電子レンジをスタートしたら
- 炊飯スイッチを押したら
- 翌日の準備が終わったら
興味をそらす
全て向き合いすぎると呼ばれる頻度によっては家事がまったく進みません。
ママ以外のことに興味をそらしましょう。
- YouTubeを見せる
- 今日の出来事をお話しする
- お手伝いをしてもらう
- 好きなことをお願いする(〇〇の絵を書いて、ブロック作って)
「明日の準備してからね」と言って、
子供が準備中に「タオルは何にしようか?」「お友達はどんなタオルなの?」と
さらに話を変えていくのもおすすめだよ
理由を話す
話が分かる子には理由を話したり別の時間に遊ぶ約束をしてみましょう。
- 「ずっと遊んじゃうと夜ごはんができないよ」
- 「後で〇〇ちゃんと遊ぶために今頑張ってるよ」
- 「お風呂でたくさん遊ぼう、お風呂のあとに遊ぼう」
この時自分都合という理由ではなく、子供のためにやらなければいけないという内容でお話してください。
1回で納得してもらうのは難しいと思いますが、子供の中で葛藤し自分自身で納得できれば成長します。
まとめ
今回は、仕事終わりで忙しい時間の子育て方法について紹介しました。
大切な点は、子供の気持ちに寄り添った上で向き合うバランスを考えることです。
この記事を読んで、忙しいときこそ自分の都合だけで考えず、お互いによい着地点をみつけていただけると幸いです。
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この本の冒頭から出てくる“子供は大人と対等”という内容を心に留め、向き合うようにしています。
本記事もこの言葉から派生する内容となっています。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました!