離乳食のメニューを考えるのが大変…
大人の分を取り分けると簡単ってよく本に書いてあるけど、毎回そういうわけにいかない…
本記事では、9か月からやってほしいアレンジ1週間の作り置き離乳食をご紹介します。
離乳食を考えるのが大変な理由に触れたあとに、その大変さを軽減するには?という流れで紹介していきます。
離乳食を考えるのが大変な理由
大人の献立を考えるよりもさらに大変な離乳食の献立。
大変と考える理由は何でしょうか。
理由①作業工程が多い
野菜を細かく切ったり、マッシュして丸めたりと通常の料理より圧倒的に工程が多く時間がかかります。
その工程を考えるとなかなかやる気が起きないですよね。
理由②栄養バランスを意識しないといけない
大人であれば毎日栄養バランスを気にしなくても問題ありません。
ですが、体の機能が未熟な赤ちゃんに対して偏った食事を用意するのはなんとなく気が引けますよね。
栄養バランスを意識するとなると、ますます考えるのが大変になる人も多いでしょう。
理由③メニューの制限が多い
月齢によって食べられる食材に制限があったり、初めてあげる食材は一口ずつ様子を見るなど制限があります。
さらに子供の好き嫌いまで考慮するとなると、ますます献立を考えにくいと思う人は多いのではないでしょうか。
9か月からの離乳食は多品目の食材を冷凍するだけ
上記の3つの悩みを解決する離乳食は、多品目の食材をミックスして冷凍することです。
それだけ・・・?
まずは、農林水産省ホームページの5大栄養素をもとに食材を選びましょう。
炭水化物は毎食摂取、カルシウム・ビタミンCは朝食で摂取可能です。
よって、ビタミン・食物繊維、たんぱく質の中から5~6種類の食材を選びましょう。
栄養素 | おすすめ食材 |
---|---|
炭水化物 | ごはん |
ビタミン・食物繊維 | にんじん、キャベツor白菜、ほうれん草、大根、えのき、なす、かぼちゃ |
たんぱく質 | 鶏むね挽肉、しらす、鮭 |
カルシウム | ヨーグルト |
ビタミンC | バナナ・いちご |
1週間分の食材をカットしてミックスしたら小分けに冷凍しておきましょう。
用途別に使いやすいように、2~3種類の量に分けて冷凍することをおすすめします。
離乳食用のおかゆ(ごはん)も1食分ずつ冷凍するととっても便利!
9か月からの1週間離乳食アレンジメニュー
最後に、小分けに冷凍しておいた上記の野菜を使った、1週間の離乳食アレンジメニューをご紹介します。
基本的な味付けはほんだしです。あとは素材の味を活かしましょう。
メニュー(※冷凍使用のメニューは太字) | ポイント |
---|---|
しらすがゆ、スープ、豆腐ハンバーグ | ・ミックス冷凍する際、鶏むねひき肉を豆腐ハンバーグ用に取り分けておく ・豆腐ハンバーグのつなぎは片栗粉で作る |
ツナと野菜のクリーム煮 | ・油、食塩不使用のツナ缶を使用 ・ツナも牛乳も少量で(小さじ1程度/1食分) |
和風あんかけ丼 | ・冷凍ミックスをほんだし+醤油で味付け、片栗粉でとろみをつける |
鮭がゆ、スープ、野菜オムレツ | ・オムレツの卵はしっかり加熱する ・スープはミックス冷凍はほんだしで味付ける |
おかかがゆ、スープ、かぼちゃスティック | ・かぼちゃはマッシュして丸めただけ、味付け不要 ・マッシュも面倒であればこのメニューは割愛しよう(笑) |
野菜にゅうめん | ・茹でたにゅう麺は一口サイズにカット ・味付けは同じくほんだしのみ |
スープがゆ | ・ほんだしで味付けたスープをかけるだけ、簡単! |
栄養バランスを意識してればずーーっと同じメニューでもOK
我が家はスープごはん連発してたよ
まとめ
本日はミックスした多品目の食材を冷凍して1週間分のアレンジ離乳食について紹介しました。
毎日メニューを変えるのが大変という方でも、栄養バランスが整っていれば同じメニューでいい!と割り切りましょう。
程よく手を抜きながらその分の余裕を赤ちゃんとのスキンシップに注いであげてください。
最後に、私自身が非常に愛用していたものを紹介させていただきます。
きちんとかんたん離乳食 (赤ちゃんとママ安心シリーズ) [ 中村美穂 ] 価格:1430円 |
月齢ごとの食材の大きさが写真で細かくわかりやすく書かれていて、与えていいかどうかを〇×△表記で表にされて瞬時に把握できます。
本全体の構成も写真と文章のバランスがよく読みやすいです。
価格:990円 |
大きさがわかれておりこの大きさがちょうどよかったです。
さらに取り出し易い、洗い易いというメリットもあります。
この記事で少しでも離乳食時期のママの負担が軽くなれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました!